Headway Guitarsのギターは基本的に生ギターが多く製作されており、なかなかプリアンプ付きモデルというのは少なかったのですが、そんな中でもスタンダードシリーズのカッタウェイモデルにはFishmanのプリアンプが搭載されておりました。

このFishmanプリアンプは、コンパネが大きく操作性が良いことと、チューニング時にはパネルが発光してカッコいいというメリットがあったのですが、もう少し音色の向上にフォーカスしてこの度Mi-Siの「Acoustic Trio Air」を採用することになりました!!


↑代理店ウェブサイトより

以前ヘッドウェイでそれなりに使用頻度の高かった「Acoustic Trio」はLR Baggsのアンダーサドルピエゾピックアップ、エレメントから拾って、クリアでナチュラルなサウンドを出力をするプリアンプでした。一方で今回採用の「Air」はエレメントに加えてMEMSマイクからも音を拾い、2系統の入力をバランスさせて出力することで、聴覚上さらに自然で心地よいサウンドを生み出すことができるハイエンドユニットです。
http://www.kikutani.co.jp/itemlist/25383/

Mi-Si Acoustic Trio Airでは、ピエゾとMEMSマイクのボリュームコントロールがサウンドホール裏に設置してあります。

「MEMSマイクロフォン」というと耳馴染みが無い方も多いと思いますが、アタマの「MEMS」はMicro-Electrical-Mechanical Systemsの略記のようです。MEMS(メムス)という言葉自体の表すところは「微小電気機械システム」の名の通り「とても小さい」ということで、マイク以外にも様々な領域で使われる呼称です。

そんな中、MEMSマイクは従来の小型コンデンサマイクと比較し熱に強く、耐久性があり、そしてもちろん小型であるというメリットがあり、このMi-Si Acoustic Trio Airにも採用されている模様。

Mi-Siプリアンプ自体の本質的な価値は、そのナチュラルなサウンドと、システム自体が小型で軽量であるという2点に絞られます。

ギターにとってプリアンプが小型であるということは、「ボディバランスを崩さず演奏性に優れる」というだけでなく、ギターの生音に大きく影響する「ギター本体の質量(重さ)への影響も最小限になる」ということに繋がります。

付属のアダプターを使用して60秒充電すれば最大8時間使用できる、独自のバッテリーフリーシステムも小型化に大いに貢献しています。

生音を大事にしたいヘッドウェイのギターづくりへのポリシーともしっかり合致するMi-Si Acoustic Trio Airを搭載した最新作を是非お試しください。

 

Mi-Si Acoustic Trio Airを搭載した最新作が間もなく発売開始!

HC-581E A,S/STD

希望小売価格・・・¥240,000(税抜)